セーラーの『四季織-桜森』をレビュー!桜ピンクでほしい色はコレ!

セーラー万年筆

はじめまして、ふじぃーです。

今回はセーラー万年筆から販売されているインク、【SIKIORI-四季織-桜森】を紹介します。
『桜森』は桜色のキレイな発色で、紙の色に馴染みやすく、文字が読みやすいインクです。
筆で塗ると美しい桜色が見られ、水で薄めると淡い桜色を見ることができます。文字を書くことが好きな人にも、色を塗ることが好きな人にもオススメの万年筆インクです!

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『SIKIORI-四季織-桜森』はどんなインク?

『SIKIORI-四季織』は、日本の自然が織りなす四季を感じる筆記具シリーズとされており、万年筆や万年筆インクなどが販売されています。

令和5月の時点では全28色あり、ボトルインクは20mlで1,320円(税込)で販売されています。『SIKIORI-四季織』のインクはカートリッジでの販売もあります。カートリッジは3本入りが385(税込)で販売されています。

『SIKIORI-四季織-桜森』は、名前の通り桜色のインクになります。
ピンク系のキレイな発色が特徴のインクですが、鮮やか過ぎない部分に和のテイストを感じるインクです。

※『SIKIORI-四季織』シリーズの、インクが入っている箱。シンプルで品のあるデザイン。

紙に書くとどんな感じ?

それでは『SIKIORI-四季織-桜森』で、実際に紙に書いてみましょう。使用する紙とガラスペンは次の物を使っています。

使用する紙

〇LIFEノート・クリーム
〇LIFEノート・ホワイト
〇ニーモシネ
〇グラフィーロ
〇バンクペーパー

使用する紙は、見比べるために切った紙を使用しています。

使用するガラスペン

〇極細・・・・・Kemmy’s Labo(ケミーズラボ) 
        ペタル 透明 細軸

〇細字・・・・・Kemmy’s Labo(ケミーズラボ) 
        太軸コルセット

〇中字・・・・・工芸装置 Piccolo(ピッコロ)

●カリグラフィーの文字はセーラーの『万年筆ペン先のつけペンhocoro2.0m』を使用しています。

LIFEノート・クリーム

LIFEノート・クリームに桜森で書くと、クリーム色と桜森の色が混ざってやや黄色がかっています。

文字はキレイな濃淡ができています。

筆で塗ったところや水で薄めた部分ですが、色が薄くなっても発色が美しいです。

LIFEノート・ホワイト

ホワイトの紙のため、クリームで書いた時よりも桜森のピンクの発色が出ています。


色に少しくすみがあり、落ち着いている感じがします。

筆で塗った時と、水で薄めた時の発色です。

水で薄めるほど、淡くて儚い、可愛らしい印象になりました。

LIFEノートのクリームとホワイトの比較

LIFEノートのクリーム紙とホワイト紙を並べてみました。

ホワイト紙よりも、クリーム紙の方が黄色がかっているのがよくわかります。
ホワイト紙はそのままの桜森のピンク色が出ている感じがしますが、クリーム紙の方もキレイですね。

どちらの用紙に使用しても文字が見やすいです。発色については使う人の好みかな、と思いました。

ニーモシネ

桜森をニーモシネで書くと、他の紙よりも穏やかに発色しました。

これぞ「日本の桜」という感じの落ち着いた色。
目に優しい上に発色が美しいです。

筆で塗ったところや水で薄めた部分もキレイに発色しています。

グラフィーロ

一番くっきりと桜森が発色したのは、グラフィーロです。ですが、わずかにくすみがあるためか、派手過ぎない色になってます。

カリグラフィー文字、ガラスペンで書いた部分の濃淡もキレイです。

濃い部分ははっきりしているのに、桜森を薄めると優しくなる濃淡がとてもいいです。

バンクペーパー

ライフやグラフィーロよりも淡く、ニーモシネよりハッキリとした色が出たのがバンクペーパーです。

文字の濃淡もキレイに出ました。

筆で塗ったところも、水で薄めたところも、桜森のキレイな濃淡が出来ています。

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全体の比較

全ての用紙を並べた写真がこちらです。
比べてみると、グラフィーロはクッキリ、ニーモシネはくすみがかかっています。

どの紙に書いても桜色のキレイな発色がみられます。

並べるとキレイな桜色のインクがいっぱいで幸せな気分になりそうです♪

個人的に、ピンク系のインクは紙いっぱいに書くとしつこい印象に感じることがあるのですが、桜森はそのような印象を感じない気がしました。

品のある色に仕上がっているからでしょうか。さすがセーラー!!

裏抜け

全ての用紙を裏返して、裏抜けを確認しました。

LIFEノート、バンクペーパーは裏抜けはありませんでした。

グラフィーロは濃い部分は透けて見えるくらいです。
かなりベタッと塗ったところなので、色をのせすぎなければ大丈夫かな、と思いました。

ニーモシネはかなり裏抜けがありました。中字、カリグラフィー文字、筆などで書いた部分はかなりの裏抜けがあります。
インクの量が多い所は裏抜けすると思った方がいいでしょう。
極細、細字ではわずかなくらいです。手帳など紙の表と裏を両方使う場合は気をつける必要がありそうです。

ぬりたくりをしてみました

『SIKIORI-四季織-桜森』でぬりたくりをしてみました。
この猫ちゃん、3匹いるので、それぞれ水で薄めて違う濃度で書いてみました。

毛糸玉が一番濃く、一番上の猫→左の猫→右の猫、の順に水で薄めて塗りました。

薄めただけなのに、こんなに色が豊かなインク!
猫、可愛すぎる‼

使用したのは、こちらの製品になります。色の塗り方が色々できそうで、これからも使うのが楽しみです。

まとめ

『SIKIORI-四季織-桜森』は、桜色のキレイな発色が特徴の万年筆インクですが、わずかにくすみがあるため、紙の色に馴染みやすい色のインクです。文字は明るい桜色ですが、薄い色ではないため読みやすいです。筆で塗ると美しい桜色が見られ、水で薄めると儚い桜色を見ることができます。
文字を書くのも、色を塗るのも両方オススメです。

ここまで読んで頂き、ありがとうございます!
四季織シリーズは使いやすいので、こちらのインクもチェックしてみて下さい♪

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