コクーン・パイロット万年筆の魅力と使い心地をレビュー

万年筆・コクーン パイロット

パイロットの万年筆『cocoon (コクーン) 』についてレビューをしました。シンプルなコクーンは、シーンを選ばずに使えるデザイン!書きやすくて使いやすい万年筆は初心者の人にもオススメです。気になる人は、ぜひご覧ください♪

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製品の内容

万年筆『cocoon (コクーン) 』

『cocoon (コクーン) 』の製品の仕様は、次のようになっています。

価格 3,300円
サイズ 最大径φ 13,2mm 全長 138mm
ペン先 特殊合金
ペンの種類 細字・中字
軸・キャップ黄銅・塗装
軸(中間胴)樹脂・塗装
適合コンバーター
(インキ吸入器)
CON-40  カートリッジインキも使用できます。
カラー ブラック・ホワイト・シルバー・ブルー・ボルドー・チタン・メタリックグレー
※パイロット・『cocoon (コクーン) 』製品紹介より引用

軸が金属でできているためか、万年筆のカラーはメタリックな感じです。
パイロットが20代~30代をターゲットに作った製品のため、大人が好みそうなカラーが揃っています。

シンプルなデザインはグッドデザイン賞を受賞

『cocoon (コクーン) 』

メーカーによると、コクーンは『繭』をイメージして作られた万年筆とのこと。
そのためか、究極にシンプルな曲線のデザインになっています。
ちなみに、コクーンはグッドデザイン賞を受賞!

奇抜なデザインでは無いため、プライベートだけではなく、ビジネスシーンでも使える万年筆です。

『cocoon (コクーン) 』ロゴ
ロゴはキャップに記入されています

天ビスにロゴが付いている、胴軸に凝ったデザインがある万年筆では無いため、「シンプル過ぎないか?」と思ってしまいそうですが、逆にこのシンプルなデザインが飽きがこなくて、私は好きです。

書き心地

『cocoon (コクーン) 』のペン先

コクーンのペン先は特殊合金になります。
「書きやすくて、使いやすい」と、好評のペン先は、同じパイロットの万年筆・カクノにも使われています。

(コクーンよりも後に出たカクノが爆発的に売れたことに、少し複雑な気持ちになるのは私だけ?)

『cocoon (コクーン) 』で書いた文字

コクーンで紙に書くと、インクフローが良くて、スラスラと文字を書くことができます。
ペン先が紙に引っかかる独特の感じが無いので、癖のない書き心地です。
『ペン先がカクノと一緒だから、同じ書き心地なのかな?』と、思っていたのですが、いざ使ってみるとかなり違ったので、ビックリしました!

『cocoon (コクーン) 』で書いた文字のアップ


カクノはかなり軽量の万年筆なので、軽く持てて書きやすいという感じでしたが、コクーンは重さが24gあるため、書く時に少し重さが手にかかります。
この若干の重みがペン先が安定して書きやすく、「万年筆を使っているな~」と、いう気分になるので、個人的にはかなり好みです♪

エルバン・『忘れな草』

『cocoon (コクーン) 』で書いた用紙と、エルバン『忘れな草』

今回、コクーンに入れて使用したインクは、エルバンの『忘れな草』という万年筆インクになります。
写真のボトルはミニボトルです。
人気のある良い色の青色なので、ぜひチェックしてみて下さいね♪

『cocoon (コクーン) 』の軸のアップ

軸は最大径13.2mmになります。
ツルッとしたデザインなので、持つときに滑りそうなイメージだったのですが、軸の中間胴の部分が樹脂塗装が施されているため、持ち手の部分が滑らないようになっていました。
持ちやすくてありがたい!

両用式でコンバーターが使える

コクーンはパイロットのカートリッジインクの他に、専用のコンバーターでインクを入れて使用することができます。
コンバーターを使えば好きなインクを入れることが出来るので、ぜひオススメです!

ちなみに、コンバーターは『CON-40』じゃないと、コクーンに入らないので、確認して購入しましょう!

まとめ

パイロットの万年筆『cocoon (コクーン) 』は両用式のため、カートリッジインクとコンバーターを使うことができ、好きなインクをコンバーターに入れることができます。シンプルなデザインのため、シンプルな万年筆が欲しい人や仕事でも使用したい人に向いています。比較的購入しやすい価格のため、初心者の人にもオススメです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コクーンと同じパイロットの万年筆インク・色彩雫シリーズの『月夜』と『深海』に興味がある人は、ぜひご覧ください!

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