今回は【MDボトルインク・15th・ブルーグレー】のレビューをします。なんと15周年を記念した限定インク!シックな色合いは、オシャレかつカッコイイ色になっています。ブラックに近い色のため、普段はブラックやブルーブラックばかりを使う人でも、抵抗なく使えそうです。まさに大人なブラック、ぜひご覧ください!
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『MDボトルインク・15th・ブルーグレー』はどんなインク?
『MDボトルインク・15th・ブルーグレー』は、文房具ブランド『ミドリ』の『MDペーパープロダクト』シリーズから販売されている限定の万年筆インクです。
『MDペーパープロダクト』シリーズが15周年を迎えたことから、万年筆インクやMDノートなど、限定商品が販売されました。
『MDボトルインク』の15周年限定インクは、「赤・えんじ・黄・緑・ブルーグレー・紺」の6色になります。
また、定番色としては「グレー・オレンジ・青」の3色のインクが販売されています。
『MDペーパープロダクト』シリーズはシンプルかつオシャレで、使いやすい製品が多いのでオススメです。
紙に書くとどんな感じ?
それでは『MDボトルインク・15th・ブルーグレー』で、実際に紙に書いてみましょう。使用する紙とガラスペンは次の物を使っています。
使用する紙
〇LIFEノート・クリーム
〇LIFEノート・ホワイト
〇ニーモシネ
〇グラフィーロ
〇バンクペーパー
※使用する紙は見比べるために、切った紙を使用しています。
使用するガラスペン
○極細・・・・・Kemmy’s Labo(ケミーズラボ)
ペタル 透明 細軸
○細字・・・・・Kemmy’s Labo(ケミーズラボ)
太軸コルセット
○中字・・・・・工芸装置 Piccolo(ピッコロ)
●カリグラフィーの文字はセーラーの『万年筆ペン先のつけペンhocoro2.0m』を使用しています。
※このプログは、個人の検証と感想で掲載しています。ご了承ください。
LIFEノート・ホワイト
『MDボトルインク・15th・ブルーグレー』で、LIFEノートのホワイト紙に書いてみました。
思っていたより、「ブルー」でも「グレー」でもない感じ⁉
文字を書いた部分のアップです。
ブルーやグレーと言うよりは、ブラックに近い色の文字になりました。
濃い色なので、極細字でも読みやすいですね。
万年筆で書いた「藤」の文字には、キレイな濃淡が出ています。
『ブルーグレー』を筆で塗った部分では、色の濃い部分が、やや青みがかったブラックに見えました。
筆で伸ばしていくと、くすみのあるブルーグレーの色が出てきます。
水で薄めていくと、青みがかった薄いグレーになっていきました。
薄くグレーの部分に、わずかに青い色が見えています。
LIFEノート・クリーム
『MDボトルインク・15th・ブルーグレー』で、LIFEノートのクリーム紙に書いてみました。
クリーム色の用紙と『ブルーグレー』の色が絶妙にマッチしていて、カッコイイ色になりました!
この色は男女問わず、好みそうな色ですね!
文字を書いた部分のアップです。
文字の読みやすさは抜群。
かなり筆記に向いている色だと思います。
『ブルーグレー』を、筆で塗った部分のアップです。
クリーム色の用紙に塗ったため、やや黄色がかった色になりました。
しかも、筆で塗った色も絶妙な色になっていて、いい感じの色になっています。
LIFEノートのクリームとホワイトの比較
『MDボトルインク・15th・ブルーグレー』で書いた、LIFEノートのクリーム紙とホワイト紙を比較してみました。
ホワイト紙とクリーム紙を比べると、クリーム紙に書いた『ブルーグレー』が、やや黄色がかっていることがわかります。
どちらの用紙に書いても、シックでオシャレな色ですね♪
ニーモシネ
『MDボトルインク・15th・ブルーグレー』で、ニーモシネに書いてみました。
用紙の中でも、一番くすみが強く出ています。
「ブルー」よりも「グレー」の色が強く出ているように思えました。
文字のアップです。
『ブルーグレー』のくすみが強く出たせいか、優しい色合いの文字の色になっています。
文字の濃淡もキレイです。
筆で塗った部分のアップです。
「グレーの色が強くなるとダサくなるのでは?」と思ったのですが、むしろオシャレな色が出てきました。
水で薄めていくと『ブルーグレー』の色が、やや青みがかったグレーになっていきました。
水で薄めた部分に青い色が見えています。
グラフィーロ
『MDボトルインク・15th・ブルーグレー』で、グラフィーロに書いてみました。
LIFEノートやニーモシネよりも、青い色が強く出ています。
かなり『ブルーグレー』な色ですね!
書いた文字のアップです。
『ブルーグレー』の文字の色がハッキリと発色しています。くすみがわずかに出ていて、濃い色でも柔らかい印象です。
『万年筆で書いた『ブルーグレー』の文字の濃淡が、キレイに出ています。
筆で塗った部分は、青い色が強めのグレーの色が出ました。水で薄めていくと、青みがかったグレーになっていきました。
高砂プレミアムバンクペーパー
『MDボトルインク・15th・ブルーグレー』で、高砂プレミアムバンクペーパーに書いてみました。
バンクペーパーに書いた色が、一番「ブルー」の色が強く出たと思います。
文字を書いた部分のアップです。
『ブルーグレー』で書いた文字は、文句なく読みやすい色ですね!(字はあまりキレイじゃないけど……。)
筆で塗った部分のアップです。
色の濃い部分は青みがかったブラックですが、インクをのばしていくと、くすみのある『ブルーグレー』の色が出てきました。
水で薄めた部分は、わずかに黄土色のような色が出ています。
この色の反応はバンクペーパーにしか見られなかったので、ビックリしました!
全体の比較
『MDボトルインク・15th・ブルーグレー』で書いた、全ての用紙を並べた写真がこちらです。
色がオシャレでカッコイイ!!
買った時はもっとブルーが強く出る色だと思って買ったのですが、書いてみると、かなりグレーが強く出たことが意外でした。
しかし、オシャレでカッコイイ色なので、私としては「コレはコレでOK!」と思いました♪
全ての用紙を比較すると、大きな色の差が出る色ではないようです。
わずかな差ではありますが、ニーモシネはグレーの色が強く出て、グラフィーロとバンクペーパーはブルーの色がやや強く出たと思います。
着色目的で使うのも良いかと思いますが、文字がかなり読みやすいので、筆記重視の人にはかなりオススメな色です。
普段はブラックで文字を書く人でも、抵抗なく使える色だと思います。
裏抜け
『MDボトルインク・15th・ブルーグレー』全ての用紙を裏返して、裏抜けを確認しました。
LIFEノートとグラフィーロには、『ブルーグレー』の裏抜けが全くありませんでした。
ニーモシネには文字と筆で塗った部分に裏抜けが見られています。
特に『ブルーグレー』のインクを多くのせた部分は、強い裏抜けが見られました。
バンクペーパーには、裏抜けという程ではないかと思いますが、筆で多く色をのせた部分に透けたような感じがありました。
気になる人はインクの付けすぎに注意をして下さい。
To Do リストを書きました
『MDボトルインク・15th・ブルーグレー』を使って、To Do リストを書いてみました。
カリグラフィー文字で書いた部分や万年筆で書いた文字にシックな色が出ています。
今回のTo Do リストは、ボトルインクに合わせて、MDノートを使用しました。
やはりMDノートとの相性は抜群ですね!
色がかなりマッチしています。
To Do リストを書いた紙の裏を確認しましたが、裏写りはありませんでした。
さすがです。
使用したノートは『MDノート A5 横罫 3冊組』になります。
薄いノートの3冊組みなので、持ち歩く時などに便利です。
このクリーム色の紙の質感が好きで、よく使っています。
MDペーパーは横罫や方眼、無地の用紙があるので、好みに合わせて選べるところが嬉しいです!
一緒に使った色は、八文字屋オリジナルインク『銀山スノーグレー』になります。
シールは100均のセリアで購入しました。
セリアやダイソーなどの100均は、安いのにいい感じのシールがあるので、よく購入しています。
まとめ
『MDボトルインク・15th・ブルーグレー』は、文房具ブランド『ミドリ』の『MDペーパープロダクト』シリーズから販売されている限定の万年筆インクです。書いた文字は、ブルーやグレーと言うよりも、ブラックに近い色のため、極細字でも読みやすいです。普段、筆記の際にブラックやブルーブラックを使う人でも、抵抗なく使える色だと思います。インクを筆で伸ばしていくと、くすみのあるブルーグレーの色が、水で薄めていくと、青みがかった薄いグレーの色が出てきます。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
ブルー系の落ち着いた色を好むならば、パイロットの色彩雫・月夜もオススメです!
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