今回は【インク工房・460】を紹介します。新緑のような鮮やかな緑色は、文字が見やすく、発色がよい色になっています。子供の頃からなじみのある緑色をしているので、使いやすい緑色です。色々な紙に書いてレビューをしたので、ぜひご覧ください!
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『インク工房・460』はどんなインク?
![セーラー『インク工房・460』ボトル](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/07/505d6e1fa8b11efa19ea7dcd3fc7080a-1024x683.jpg)
『インク工房・460』はセーラー万年筆から販売されている万年筆インクです。
![セーラー『インク工房・460』ボトルを開けた様子](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/07/d69ae0458c1862e866e1ba65bc245937-1024x683.jpg)
ちなみに私は、「定番のような、緑色が欲しい」と思って『インク工房・460』を購入しました。
意外とありそうでない緑色のインクなので、オススメのインクです。
『インク工房』シリーズについて
『インク工房』シリーズは、セーラー万年筆が行っているイベント『インク工房』での経験から制作された万年筆インクです。
インクは水性染料・20mlで、100色のカラーが販売されています。
カラー名は『460』など3桁の番号になっています。
セーラー万年筆では「四季織シリーズ」や「ゆらめくインクシリーズ」などのインクが有名ですが、インク工房シリーズのインクも素敵な色が豊富にあるので、ぜひチェックしてみて下さい。
紙に書くとどんな感じ?
それでは『インク工房・460』で、実際に紙に書いてみましょう。使用する紙とガラスペンは次の物を使っています。
使用する紙
![LIFEノート](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_0574-1024x683.jpg)
〇LIFEノート・クリーム
〇LIFEノート・ホワイト
![ニーモシネ](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_0575-2-1024x683.jpg)
〇ニーモシネ
![グラフィーロ](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/06/bb190d55112ca8a76ee9f161049db052-1-1024x683.jpg)
〇グラフィーロ
![高砂プレミアムバンクペーパー](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG_0578-3-1024x683.jpg)
〇高砂プレミアムバンクペーパー
※使用する紙は見比べるために切った紙を使用しています。
使用するガラスペン
![ガラスペン](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/05/73e5081df36959ef83def9aa2d8b82ec-1024x683.jpg)
〇極細・・・・・Kemmy’s Labo(ケミーズラボ)
ペタル 透明 細軸
〇細字・・・・・Kemmy’s Labo(ケミーズラボ)
太軸コルセット
〇中字・・・・・工芸装置 Piccolo(ピッコロ)
![セーラー万年筆・カリグラフィーペン](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_0589-2-1024x683.jpg)
●カリグラフィーの文字はセーラーの『万年筆ペン先のつけペンhocoro2.0m』を使用しています。
※このプログは、個人の検証と感想で掲載しています。
今回、書き間違えをしてしまい、一部を修正した後がありますが、ご了承ください。
LIFEノート・ホワイト
![セーラー『インク工房・460』をLIFEノートのホワイト紙に書いた物](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/07/522e7f9a283b5f3ff287822acb21b15f-1024x683.jpg)
『インク工房・460』で、LIFEノートのホワイト紙に書いてみました。
![セーラー『インク工房・460』をLIFEノートのホワイト紙に書いた文字のアップ](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/07/db245e5def435480c8dd37a5cfb44536-1024x683.jpg)
『460』の色がハッキリ発色していて、キレイな新緑色が出ています。
文字が読みやすい色なので、ノートに書くと読みやすいですね。
![セーラー『インク工房・460』をLIFEノートのホワイト紙に筆で塗った部分のアップ](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/07/c2673914e36dddd739cecd28cf3cea3e-1024x683.jpg)
『インク工房・460』を筆で塗った部分です。
色を多くのせた部分はかなり濃い緑色になっています。
水で薄めるとわずかに青みがかかった薄緑になりました。
LIFEノート・クリーム
![セーラー『インク工房・460』をLIFEノートのクリーム紙に書いた物](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/07/fd07a085b8dcba7e641df17221a3b4a4-1024x683.jpg)
『インク工房・460』で、LIFEノートのクリーム紙に書いてみました。
![セーラー『インク工房・460』をLIFEノートのクリーム紙に書いた文字のアップ](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/07/c4f6567238e0044e856a8a17e57d3446-1024x683.jpg)
『460』の緑色がやや黄色味を帯びた色をしています。
クリーム紙の色と緑色のなじみが良いので、ホワイト紙よりも目に優しい感じがします。
![セーラー『インク工房・460』をLIFEノートのクリーム紙に筆で塗った部分のアップ](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/07/287728c9526f4a5d5e81c268911009d1-1024x683.jpg)
筆で塗った部分もキレイに発色しています。
『インク工房・460』を水で濡らすと、やや黄色味のある薄い緑色になりました。
LIFEノートのクリームとホワイトの比較
![セーラー『インク工房・460』をLIFEノートのクリーム紙とホワイト紙の比較](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/07/d858bdb02189763b13ef34ac61505305-1024x683.jpg)
LIFEノートのホワイト紙とクリーム紙を比べると、クリーム紙に書いた『インク工房・460』はホワイト紙よりも黄色味がかかっているのがよくわかります。
どちらに書いても文字が読みやすいですね!
![セーラー『インク工房・460』をLIFEノートのクリーム紙とホワイト紙のアップ](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/07/09509b30d665eb9192867085daff95d9-1024x683.jpg)
ホワイト紙に書いた『460』の素直な緑もいいですが、クリーム紙に書いた黄色味の出た緑もいいと思います。
LIFEノートは、『460』を水で薄めた部分がドット絵のような、タイル絵のようになっていて、面白かったです。
ニーモシネ
![セーラー『インク工房・460』をニーモシネに書いた様子](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/07/7305a3abf85d461dd43a777bfaaeb023-1024x683.jpg)
『インク工房・460』でニーモシネに書くと、くすみがかかり、爽やかな新緑色の中に落ち着いた印象の色になりました。
![セーラー『インク工房・460』をニーモシネに書いた文字のアップ](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/07/26e62b35632b094c236c3baec56adce6-1024x683.jpg)
文字の濃淡がとてもキレイ!さすがニーモシネ!
![セーラー『インク工房・460』をニーモシネに筆で塗った部分のアップ](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/07/827e6c84e8dd1681fec858ceff08a526-1024x683.jpg)
筆で塗った部分です。
『460』を水で薄めてもキレイに発色しました。
薄めた新緑色もいい色なので、絵を描くときに使えそうな色ですね。
グラフィーロ
![セーラー『インク工房・460』をグラフィーロに書いた様子](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/07/949033bc612b2e69aee264f9e99d4798-1024x683.jpg)
『インク工房・460』をグラフィーロに書きました。
ニーモシネと同じくらい、くすみが強く出たのではないでしょうか。
![セーラー『インク工房・460』をグラフィーロに書いた文字のアップ](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/07/5390a924a93e626395307ddc4a54d108-1024x683.jpg)
文字はハッキリと発色しています。
濃淡がキレイです。
![セーラー『インク工房・460』をグラフィーロに筆で塗った部分のアップ](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/07/d6673ffcd07619a1faebdfabd415c7ee-1024x683.jpg)
『インク工房・460』筆で塗っていくと、段々とくすみが出てきました。
このくすみが出てきている部分はシルキーな感じが出ていて、とても素敵な発色♪
水で薄めた時の色もキレイに発色していました。薄めると青色よりな薄緑になっていきます。
高砂プレミアムバンクペーパー
![セーラー『インク工房・460』を高砂プレミアムバンクペーパーに書いた様子](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/07/7b84637790085f8b78e9f8bce1301fa9-1024x683.jpg)
ここでちょっと驚いたのが、バンクペーパーでした。
『インク工房・460』でバンクペーパーに書くと、黄色味が一番強く出たのです!
![セーラー『インク工房・460』を高砂プレミアムバンクペーパーに書いた文字のアップ](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/07/bb92bbb17444221f458bc5de45904be0-1024x683.jpg)
緑色というより、、黄緑色。新緑色が若葉色になったという感じでしょうか。
かなり色が変わりましたが、文字が読みやすく、これはこれでイイ色ですね。
![セーラー『インク工房・460』を高砂プレミアムバンクペーパーに筆で塗った部分のアップ](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/07/8bd7578f631734fb31d3b9d90d10f017-1024x683.jpg)
『インク工房・460』を水で薄めると、やや黄色味がかった薄緑になりました。
この色も好きならば、バンクペーパーで使ってもOKだと思います。
全体の比較
![セーラー『インク工房・460』で書いた紙をすべて並べた様子](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/07/7d76a9012bf6e76bcf3712bcbc9db0d8-1024x683.jpg)
『インク工房・460』で書いた全ての用紙を並べた写真がこちらです。
どの用紙に書いても文字が読みやすく、発色がいいインクでした。
『460』は水で薄めると予想外な色にならないので、着色目的でも使いやすそうです。
ハッキリクリアに発色したのはLIFEノート、くすみが強く出たのはニーモシネとグラフィーロ、バンクペーパーは黄緑色になりました。
バンクペーパーだけ、ちょっと違う色になって面白かったです♪
裏抜け
![セーラー『インク工房・460』で書いた紙を、すべて裏返しにして並べた様子](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/07/12bfc28bef3063d4a9eeaf8889cdd6e1-1024x683.jpg)
『インク工房・460』で書いたすべての用紙を裏返しにしました。
![セーラー『インク工房・460』で書いたニーモシネを裏返しにした様子](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/07/27a0c549a5a488ed1499676ba016360a-1024x683.jpg)
ほとんどの用紙に裏抜けは見られませんでしたが、ニーモシネのみ裏抜けが見られています。
筆でべったりと『インク工房・460』で色をのせた部分と、文字で書いた部分に裏抜けが見られています。
To Do リストを書いてみました
![セーラー『インク工房・460』で書いたTo Do リスト](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/07/070cc4a71314a774754ddf88b1145a53-1024x683.jpg)
今回は『インク工房・460』でTo Do リストを書きました。
私は週に1回、自分の手帳にTo Do リストを書いているので、書式は同じように記入しています。
(生活感あふれるリストになってしまいました)
![セーラー『インク工房・460』で書いたTo Do リストのアップ](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/07/c6020d83d4bb0ef283d8d27a2b2bca95-1024x683.jpg)
『インク工房・460』は文字が見やすいので、かなり読みやすいです。
こういう新緑のような色をメインカラーにすると、爽やかで新鮮な雰囲気になるので、とても好きです。
![To Do リストで使用した物](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/07/577a446a221e7a91044bfa06fc2159d7-1024x683.jpg)
『インク工房・460』の他に、『石丸文行堂・カラーバーインク・ソルティドッグ』と『PILOT・KeseLamê・プリズムゴールド』を使用しました。
『石丸文行堂・カラーバーインク・ソルティドッグ』は、主に着色目的で使っているインクで、かなり愛用しています。
![Campus×LAMYコラボノート](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/07/e58da4a4ce4d4bdb1610837f5223491a-1024x683.jpg)
ノートはCampusとLAMYのコラボノート。なめらかな書き心地と裏抜けをしないノートなので、万年筆ユーザーにはたまらないノートになっています。
限定発売の商品ですが、かなり書き心地がいいので、定番化してほしい!
まとめ
セーラー万年筆から販売されている『インク工房・460』は新緑色のインクで、なじみのある緑色の発色をしています。
文字が読みやすいため、手帳やノートの文章を書くときにオススメです。
また、筆で塗った際は発色がよく、水で薄めると青色を帯びた薄い緑色になっていきます。着色目的で使用するのも使いやすくて良いかと思います。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
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