ツイスビーの万年筆『ダイヤモンド580 ホワイトローズゴールド2』のレビュー

TWSBI(ツイスビー)ダイヤモンド580 TWSBI(ツイスビー)

TWSBI(ツイスビー)の万年筆『ダイヤモンド580 ホワイトローズゴールド2』についてレビューをしました!あのマツコさんが絶賛したツイスビーは、どのような製品なのか?ここでは製品の内容や使い心地などを、色々お伝えいたします。万年筆愛好家にも人気のツイスビー、もちろん初心者の人にもオススメです!

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製品の内容  

『ダイヤモンド580 ホワイトローズゴールド2』は、TWSBI(ツイスビー)の万年筆である、ダイアモンドローズゴールドシリーズ第三弾となります。
まずは、製品の内容を見てみましょう。

サイズ約142mm(収納時)、約175mm(筆記時)
最大胴軸径約13.1mm(直径)
キャップ径 約14.3mm(直径)
重さ    約30g
吸入量   約2ml
ペンの種類 極細・細字・中字・太字・1.1スタブ
ペン先ペン先  ステンレススチール 18Kローズゴールドプレーティング
吸入法  ピストン吸入方式

傷や酸化を防止する加工

ボディやキャップの表面には摩擦による傷予防のためのコーティングが、ニブなどのペン先には酸化や腐食防止のコーティングがされています。
美しい万年筆なので、傷や酸化などを防ぐ仕様になっているのは、ありがたいですね!

ちょっと重め

重さは約30gとやや重め。
私の持っている「プロフェッショナルギアスリム」が16.8gなので、ほぼ倍くらいの重さになります。軽めの万年筆を使うことが多い人は、ちょっとビックリするかもしれません。

実用性重視の設計

万年筆を作ったツイスビーによると、万年筆には長時間書いても疲れない設計がされており、重さや軸の太さ、重心位置などをにとても考慮しているとのこと。
ツイスビーの万年筆を見ると、スタイリッシュなデザインや美しいカラーなどに目が行きがちですが、かなり実用性重視で作られた万年筆となっています。

日本語訳の説明書あり

TWSBI(ツイスビー)は台湾の筆記具メーカーですが、ありがたいことに日本語訳の説明書がついています。
ツイスビーの万年筆を初めて使う人や、ピストン吸入方式の万年筆を使ったことが無い人は、読んでおきましょう。

キャップ

キャップにはメーカー名とシリーズ名の印字がされていました。

印字もデザインの一部になっていてオシャレな感じです。

蓋栓(天ビス)にはツイスビーのロゴが入っています。
赤い色は蓋栓にしか使われていないのが、印象的でした。
キリッとしてカッコイイ!

ペン先

ペン先はキャップなどの細部の金属に合わせ、ローズゴールドになっています。
ツイスビーのロゴ入りです。

この色のペン先のため金ペンかと思ったのですが、実はステンレススチール。
このローズゴールドはコーティング加工でした。

「ダイヤモンド580シリーズ」の特徴として、この独特なカットが施された軸が特徴となっています。
ちなみに、このシリーズの名前に入っている「ダイヤモンド」は、軸が多面体にカットされていることから名付けられているとのことです。

見る角度によってカットがキラっとして、とてもキレイな加工♪
しかもこの多面体カットが程よく手にフィットするため、持ちやすくなっています。

ピストン吸入方式でコンバーター不要

ピストンを上げた状態

ツイスビーはピストン吸入方式のため、コンバーターが要らない万年筆になります。
しかも、インクは2mlも入る大容量のため、かなりインク持ちがいい万年筆です。

ピストンを少し下げた状態

ただし、ピストン吸入方式のため、万年筆のインク補充でカートリッジの使用ができません。
そのため、インクの補充はボトルインクで行います。

パイロットの『色彩雫・山葡萄』を入れてみました。
ローズゴールドと山葡萄の色がマッチしてすごくキレイ!
ツイスビーは初めて買ったので、かなりドキドキしてインクを入れました。

透明軸の部分のカットがキラキラしていて、インクが輝いているように見えました。
インクに見とれてしまうっ (❤´艸`❤)♪

書き心地について

ニーモシネに、ツイスビーで書いてみました。
ステンレス製のためか、ちょっとカリカリとした書き心地。
また、インクが滑らかに出るため、気持ちよく書くことができました♪

紙に書いているという感触がある万年筆なので、文字を書くことが好きな人は特に好みそうな書き心地だと思います。

カクノとの比較

パイロットのカクノ(細字)の万年筆と、ツイスビーの万年筆で書いた文字を比べてみました。
どちらも細字の万年筆なのですが、気持ちカクノの方が細めの字に見えます。

また、カクノの文字は一定の細さで書けているのに対し、ツイスビーの文字はわずかに強弱がつく書き方になったと思います。
ツイスビーの方が、万年筆っぽい文字が書けそうですね!

どちらの万年筆も筆圧をつけず、同じように書いているのですが、万年筆に違いが出て面白かったです♪

今回使用した万年筆インクは、パイロットの『色彩雫・山葡萄』です。
美しい紫色のインクで、金色のフラッシュが出る人気色になります。

『色彩雫・山葡萄』について興味のある方は、こちらをご覧ください。

重さについて

今まで紹介した万年筆の中でも重めの万年筆ですが、かなりしっくりとくる、私的にはいい感じの重さでした。
むしろ、「この重さがあるから書きやすい」という感覚です。

上手くできているんですよ!本当にスゴイ!!
『長時間使っても疲れない設計』とツイスビーが言っているのが、とても伝わる仕様です。

キャップをポストするのには向かないかも……。

キャップをポスト(キャップをペンの後ろに入れる事)したら、どのような感じになるのか試してみたのですが、かなり重心バランスが悪くて使うことができませんでした。
キャップ自体に重さがあることもあり、ポストするとかなり後ろに重心がかかってしまいます。
(器用な人は使えるのかな?)

洗浄が簡単

軽い汚れの場合は、万年筆の先を水を入れたコップにつけて、水を出し入れを繰り返すのみの洗浄でOK!
簡単に洗浄ができるのは、ありがたいですね♪

分解して洗浄ができる

『汚れがかなり気になる場合は、分解して洗浄することができます。
ツイスビーの万年筆は、付属のレンチを使用して分解ができるようになっているのです!』

……と、いう内容をツイスビーの洗浄について調べていて発見。

えっ……。レンチなんて付いてたっけ⁉

分解できること、実は知らないで買ったんですよ!!

あわてて入っていたケースを確認すると、ケースの裏にレンチと潤滑剤が!!

通りでケースが少し重いと思った……。
ケース、ステキなだけじゃありまでした。
初めて買う人は、気をつけて下さいね!(*/ω\*)

【注意】万年筆を分解した場合により破損や故障をした場合、保証が効かなくなります。
自己責任となるため注意しましょうね!

また、初めて分解をする場合は動画などを検索し、分解の仕方を確認することをオススメします。

おすすめのツイスビーの万年筆

おすすめのツイスビーの万年筆になります。
万年筆愛好家からも人気のあるシリーズです!

『TWSBI ECO (ツイスビー エコ) 万年筆』

ツイスビーの代表的な万年筆シリーズの1つ。
万年筆が好きな人にも、初心者の人にも使いやすいと好評です!

『TWSBI ECO-T (ツイスビー エコT) 万年筆』

ツイスビーの「エコシリーズ」の派生モデル。
従来のエコに比べ、エコTはグリップが改良され、ホールド性がアップ。
キャップが三角のデザインになっているのが特徴的です。

『TWSBI(ツイスビー) ダイヤモンド580 ホワイトローズゴールド2』

今回紹介した万年筆になります。
ホワイトをローズゴールドの美しい組み合わせの万年筆です!

『TMSBI ダイヤモンド580 (アイリス)万年筆』

紹介した『ホワイトローズゴールド2』と同じシリーズの万年筆。
ペン先などの金属部分が虹色になっている、人気の高いデザインです!

まとめ

ツイスビーの万年筆『ダイヤモンド580 ホワイトローズゴールド2』は、ホワイトをベースにローズゴールドを金属に使った万年筆で、軸が多面体にカットされた美しいデザインになっています。ピストン吸入方式の万年筆のため、ボトルインクのみでインクを注入して使用。インクは2mlと多い量を入れることができます。使用した感じは、紙に書いている感触がわずかに伝わり、滑らかで書き心地のよい万年筆でした。ピストンのみで洗浄が可能ですが、分解して洗浄する際は自己責任となります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
こちらは、万年筆を入れるのに最適なペンケースについて紹介しています。
興味のある方は、ぜひご覧ください!

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