『ピエール・カルダン/ Piere Cardin Colours of Fritasy/ブルーベリー・シルバーブルー』のレビューになります。シルバーブルーのラメとレッドフラッシュがとても綺麗で、インクの色がまさにブルーベリーな発色!筆記でも着色目的でも楽しめる万年筆インクなので、ぜひご覧ください♪
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『ピエール・カルダン/ Colours of Fritasy/ブルーベリー・シルバーブルー』はどんなインク?
ピエール・カルダンから販売された「Fruitasy」シリーズは、ピエール・カルダン初のラメ入りインクになります。
果物をイメージして作られたため、インクの色はフレッシュで瑞々しい印象になっています。
今回、私が紹介する『ブルーベリー・シルバーブルー』は、名前の通りブルーベリーをイメージした万年筆インクです。
「色が好みだった」のもありますが、「どれだけブルーベリーな感じなのか?」という好奇心で購入しました!
この『ブルーベリー・シルバーブルー』ですが、結構トロッとした感じのインクでした。
そのためか、ガラスペンで紙に書く時、とても書きやすかったです。
インクの色は、やや濃い目の青色になります。
ボトルからみたラメは、シルバーブルーですね。
紙に書くとどんな感じ?
それでは『ピエール・カルダン/ Colours of Fritasy/ブルーベリー・シルバーブルー』で、実際に紙に書いてみましょう。使用する紙とガラスペンは次の物を使っています。
使用する紙
〇LIFEノート・クリーム
〇LIFEノート・ホワイト
〇トモエリバー
〇グラフィーロ
〇バンクペーパー
※使用する紙は見比べるために切った紙を使用しています。
使用するガラスペン
○極細・・・・・Kemmy’s Labo(ケミーズラボ)
ペタル 透明 細軸
○細字・・・・・Kemmy’s Labo(ケミーズラボ)
太軸コルセット
○中字・・・・・工芸装置 リネア
●「藤」の文字は、、工芸装置 リネア(中字)、カリグラフィーの文字は、スピードボールを使用しています。
※このプログは、個人の検証と感想で掲載しています。ご了承ください。
LIFEノート・ホワイト
『ピエール・カルダン/ Colours of Fritasy/ブルーベリー・シルバーブルー』で、LIFEノートのホワイト紙に書いてみました。
くすみのある青色のインクに、シルバーブルーのラメがキレイにのっています。
正面から見ても、所々にレッドフラッシュが見られました。
まさにブルーベリーですね!
『ブルーベリー・シルバーブルー』は、文字は読みやすい色だとは思いますが、極細字は人によっては読みづらいかもしれません。
筆で伸ばした部分は、鮮やかに色が広がりました。
インクを水で薄めると、薄い青色になっていきます。
光に反射させると、キレイにラメがインクにのっているのがわかります。
わずかにラメの部分が黄色っぽく見えました。
LIFEノート・クリーム
『ピエール・カルダン/ Colours of Fritasy/ブルーベリー・シルバーブルー』で、LIFEノートのクリーム紙に書いてみました。
クリーム紙のためか、やや黄色っぽい発色になりました。しかも、ちょっと色が濃くなったように感じます。
文字のアップです。
細字~中字までの文字が読みやすくなっています。
筆で伸ばした部分はキレイにラメがのって、レッドフラッシュも見られました。
光に反射させた写真です。
クリーム紙に書いた『ブルーベリー・シルバーブルー』も、ラメがキラキラしていいですね!
LIFEノートのクリームとホワイトの比較
『ピエール・カルダン/ Colours of Fritasy/ブルーベリー・シルバーブルー』で書いた、LIFEノートのホワイト紙とクリーム紙を比べてみました。
ホワイト紙、クリーム紙ともに、良い色合いが出ていると思います!
同じ種類のノートということもあり、フラッシュの出具合は同じですね。
クリーム紙に書いたインクの色が少し濃く見えるため、文字が読みやすい気がします。
トモエリバー
『ピエール・カルダン/ Colours of Fritasy/ブルーベリー・シルバーブルー』で、トモエリバーに書いてみました。
発色の感じは、LIFEノートのホワイト紙に似ていました。
トモエリバーも、レッドフラッシュが鮮やかに出ています!
トモエリバーに塗った『ブルーベリー・シルバーブルー』は、わずかにラメの部分が黄色っぽく見えました。
グラフィーロ
『ピエール・カルダン/ Colours of Fritasy/ブルーベリー・シルバーブルー』で、グラフィーロに書いてみました。
用紙の中では、インクの青さが一番強く出ています。
そのためか、極細字~中字まで、かなり読みやすいです。
筆でインクを伸ばすと、鮮やかな青色になっていきました。
今までの用紙を見てからグラフィーロを見ると、「違うインクなのかな?」と思ってしまいそうです。
光に反射させた写真です。
発色がわずかに違うせいか、LIFEノートやトモエリバーと比べ、ラメが白っぽいシルバーブルーに見えました。
高砂プレミアムバンクペーパー
『ピエール・カルダン/ Colours of Fritasy/ブルーベリー・シルバーブルー』で、高砂プレミアムバンクペーパーに書いてみました。
文字のアップです。
極細字の読みやすさは、人によりそうですね。
細字や中細字は問題なさそうです。
ラメの反射なのか、インクの色なのか、やや黄色っぽい青色に見えます。
光に反射させると、ラメやレッドフラッシュがキレイに出ています。
レッドフラッシュが、いかにも「ブルーベリー」の感じが出ていて、「さすが、ピエール・カルダン!」と思いました。
全体の比較
『ピエール・カルダン/ Colours of Fritasy/ブルーベリー・シルバーブルー』で書いた、全ての用紙を並べた写真がこちらです。
大きな色の変化があった用紙はありませんでした。
あえて言うならば、グラフィーロは青さが強く発色したと思います。
どの用紙もキレイにラメがのり、良い発色が出ました。
文字を書くのも良いですが、ラメインクなので着色目的でも使いたくなるインクですね!
裏抜け
『ピエール・カルダン/ Colours of Fritasy/ブルーベリー・シルバーブルー』で書いた、全ての用紙を裏返して、裏抜けを確認しました。
なんと、ほぼ、裏抜けが無し!凄すぎる!! (≧∇≦)ノ
特に、LIFEノートは何事もなかったかのような感じです。
グラフィーロ、トモエリバー、バンクペーパーは「わずかに筆で塗った部分がわかるかな?」という、黄色っぽい色が透ける様な感じにみえる程度です。
(青色のインクなのに、なぜ黄色っぽい裏抜けなんでしょうね。インクの成分でしょうか?)
筆で塗った所は、いつも通りドップリつけて塗ったので、裏抜けの確認をした時はかなり驚きました。
ぬりたくりをしてみました
『ピエール・カルダン/ Colours of Fritasy/ブルーベリー・シルバーブルー』で、ぬりたくりをしてみました。
鮮やかな青色に、シルバーブルーのラメがキラキラ光っています。
ぬりたくりカードに塗った時にレッドフラッシュが出なかったのが残念ですが、キレイな色が出たので、個人的には満足です♪
今回、ピエール・カルダンのインクを初めて購入したのですが、「こんなに発色がいいインクなら、もっと早くに買ってみればよかった!」と思いました。
使用したのは、『ぬり絵じゃないぬりたくり絵・インクカード( omitment 編 )』です。
ぬりたくり製品は次々と新製品が出ているので、使うのも選ぶのも楽しいですよ!
まとめ
『ピエール・カルダン/ Colours of Fritasy/ブルーベリー・シルバーブルー』は、濃い青色にシルバーブルーのラメが美しい万年筆インクです。レッドフラッシュがブルーベリーを潰した時のように見え、まさにブルーベリーの色を再現したようなフレッシュな色となっています。ラメインクのため万年筆に入れることはできないので、ガラスペンなどのつけペンが必要になります。筆記や着色目的で楽しめそうなインクです。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
フラッシュや遊色が出るインクが好きな人は、こちらのまとめ記事がオススメです。
ぜひ、ご覧ください♪
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