今回は【インク工房・460】を紹介します。新緑のような鮮やかな緑色は、文字が見やすく、発色がよい色になっています。子供の頃からなじみのある緑色をしているので、使いやすい緑色です。色々な紙に書いてレビューをしたので、ぜひご覧ください!
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『インク工房・460』はどんなインク?
『インク工房・460』はセーラー万年筆から販売されている万年筆インクです。
ちなみに私は、「定番のような、緑色が欲しい」と思って『インク工房・460』を購入しました。
意外とありそうでない緑色のインクなので、オススメのインクです。
『インク工房』シリーズについて
『インク工房』シリーズは、セーラー万年筆が行っているイベント『インク工房』での経験から制作された万年筆インクです。
インクは水性染料・20mlで、100色のカラーが販売されています。
カラー名は『460』など3桁の番号になっています。
セーラー万年筆では「四季織シリーズ」や「ゆらめくインクシリーズ」などのインクが有名ですが、インク工房シリーズのインクも素敵な色が豊富にあるので、ぜひチェックしてみて下さい。
紙に書くとどんな感じ?
それでは『インク工房・460』で、実際に紙に書いてみましょう。使用する紙とガラスペンは次の物を使っています。
使用する紙
〇LIFEノート・クリーム
〇LIFEノート・ホワイト
〇ニーモシネ
〇グラフィーロ
〇高砂プレミアムバンクペーパー
※使用する紙は見比べるために切った紙を使用しています。
使用するガラスペン
〇極細・・・・・Kemmy’s Labo(ケミーズラボ)
ペタル 透明 細軸
〇細字・・・・・Kemmy’s Labo(ケミーズラボ)
太軸コルセット
〇中字・・・・・工芸装置 Piccolo(ピッコロ)
●カリグラフィーの文字はセーラーの『万年筆ペン先のつけペンhocoro2.0m』を使用しています。
※このプログは、個人の検証と感想で掲載しています。
今回、書き間違えをしてしまい、一部を修正した後がありますが、ご了承ください。
LIFEノート・ホワイト
『インク工房・460』で、LIFEノートのホワイト紙に書いてみました。
『460』の色がハッキリ発色していて、キレイな新緑色が出ています。
文字が読みやすい色なので、ノートに書くと読みやすいですね。
『インク工房・460』を筆で塗った部分です。
色を多くのせた部分はかなり濃い緑色になっています。
水で薄めるとわずかに青みがかかった薄緑になりました。
LIFEノート・クリーム
『インク工房・460』で、LIFEノートのクリーム紙に書いてみました。
『460』の緑色がやや黄色味を帯びた色をしています。
クリーム紙の色と緑色のなじみが良いので、ホワイト紙よりも目に優しい感じがします。
筆で塗った部分もキレイに発色しています。
『インク工房・460』を水で濡らすと、やや黄色味のある薄い緑色になりました。
LIFEノートのクリームとホワイトの比較
LIFEノートのホワイト紙とクリーム紙を比べると、クリーム紙に書いた『インク工房・460』はホワイト紙よりも黄色味がかかっているのがよくわかります。
どちらに書いても文字が読みやすいですね!
ホワイト紙に書いた『460』の素直な緑もいいですが、クリーム紙に書いた黄色味の出た緑もいいと思います。
LIFEノートは、『460』を水で薄めた部分がドット絵のような、タイル絵のようになっていて、面白かったです。
ニーモシネ
『インク工房・460』でニーモシネに書くと、くすみがかかり、爽やかな新緑色の中に落ち着いた印象の色になりました。
文字の濃淡がとてもキレイ!さすがニーモシネ!
筆で塗った部分です。
『460』を水で薄めてもキレイに発色しました。
薄めた新緑色もいい色なので、絵を描くときに使えそうな色ですね。
グラフィーロ
『インク工房・460』をグラフィーロに書きました。
ニーモシネと同じくらい、くすみが強く出たのではないでしょうか。
文字はハッキリと発色しています。
濃淡がキレイです。
『インク工房・460』筆で塗っていくと、段々とくすみが出てきました。
このくすみが出てきている部分はシルキーな感じが出ていて、とても素敵な発色♪
水で薄めた時の色もキレイに発色していました。薄めると青色よりな薄緑になっていきます。
高砂プレミアムバンクペーパー
ここでちょっと驚いたのが、バンクペーパーでした。
『インク工房・460』でバンクペーパーに書くと、黄色味が一番強く出たのです!
緑色というより、、黄緑色。新緑色が若葉色になったという感じでしょうか。
かなり色が変わりましたが、文字が読みやすく、これはこれでイイ色ですね。
『インク工房・460』を水で薄めると、やや黄色味がかった薄緑になりました。
この色も好きならば、バンクペーパーで使ってもOKだと思います。
全体の比較
『インク工房・460』で書いた全ての用紙を並べた写真がこちらです。
どの用紙に書いても文字が読みやすく、発色がいいインクでした。
『460』は水で薄めると予想外な色にならないので、着色目的でも使いやすそうです。
ハッキリクリアに発色したのはLIFEノート、くすみが強く出たのはニーモシネとグラフィーロ、バンクペーパーは黄緑色になりました。
バンクペーパーだけ、ちょっと違う色になって面白かったです♪
裏抜け
『インク工房・460』で書いたすべての用紙を裏返しにしました。
ほとんどの用紙に裏抜けは見られませんでしたが、ニーモシネのみ裏抜けが見られています。
筆でべったりと『インク工房・460』で色をのせた部分と、文字で書いた部分に裏抜けが見られています。
To Do リストを書いてみました
今回は『インク工房・460』でTo Do リストを書きました。
私は週に1回、自分の手帳にTo Do リストを書いているので、書式は同じように記入しています。
(生活感あふれるリストになってしまいました)
『インク工房・460』は文字が見やすいので、かなり読みやすいです。
こういう新緑のような色をメインカラーにすると、爽やかで新鮮な雰囲気になるので、とても好きです。
『インク工房・460』の他に、『石丸文行堂・カラーバーインク・ソルティドッグ』と『PILOT・KeseLamê・プリズムゴールド』を使用しました。
『石丸文行堂・カラーバーインク・ソルティドッグ』は、主に着色目的で使っているインクで、かなり愛用しています。
ノートはCampusとLAMYのコラボノート。なめらかな書き心地と裏抜けをしないノートなので、万年筆ユーザーにはたまらないノートになっています。
限定発売の商品ですが、かなり書き心地がいいので、定番化してほしい!
まとめ
セーラー万年筆から販売されている『インク工房・460』は新緑色のインクで、なじみのある緑色の発色をしています。
文字が読みやすいため、手帳やノートの文章を書くときにオススメです。
また、筆で塗った際は発色がよく、水で薄めると青色を帯びた薄い緑色になっていきます。着色目的で使用するのも使いやすくて良いかと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
セーラー万年筆の四季織シリーズ『駒草』は、キレイな青緑色のインクになります。
興味のある人は、ぜひこちらもどうぞ!
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