『シェーファーコーヒーフレーバー インクボトル』をレビューしました!『コーヒーエディション』シリーズのこのインク、オシャレなコーヒーの香りがするインクとなっています!文字を書いた感じや香りなど、実際に書いた写真と一緒にご紹介。コーヒーが好きな人や香り付きのインクが気になっている人など、興味のある人は、ぜひご覧ください。
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『シェーファーコーヒーフレーバー インクボトル』はどんなインク?

『シェーファーコーヒーフレーバー インクボトル』は、シェーファーの万年筆インクで、『コーヒーエディション』というシリーズのインクになります。

色はまさにコーヒーのような色をしていて、インクはコーヒーのリキュールの様な香りがします。インクの蓋を開けると、コーヒー豆の様な香りがして、「コーヒー豆が入っているんじゃないか⁉」と思うくらいのリアルなコーヒーフレーバーに、とてもビックリしました!
使用して時間が経つと、ちょっと甘い香りになります。
紙に書くとどんな感じ?
それでは『シェーファーコーヒーフレーバー インクボトル』で、実際に紙に書いてみましょう。使用する紙とガラスペンは次の物を使っています。
使用する紙
使用する紙は、一般的に「万年筆を使用に適した用紙」として知られている製品を使用しています。
万年筆に適さない用紙の場合、「文字がにじみやすい」、「インクの裏抜けがしやすい」と、いうことがあります。

〇LIFEノート・クリーム
〇LIFEノート・ホワイト

〇トモエリバー

〇グラフィーロ

〇高砂プレミアムバンクペーパー
※使用する紙は見比べるために、切って使用をしています。
使用するガラスペン

〇極細・・・・・Kemmy’s Labo(ケミーズラボ) ペタル 透明 細軸(写真・下)
〇細字・・・・・Kemmy’s Labo(ケミーズラボ) 太軸コルセット(写真・中央)
〇中字・・・・・工芸装置 リネア(写真・上)
●「藤」の文字は『シェーファー コーヒーエディション』の万年筆を、カリグラフィーの文字はセーラーの『万年筆ペン先のつけペンhocoro2.0m』を使用しています。
※このプログは、個人の検証と感想で掲載しています。ご了承ください。
LIFEノート・クリーム

『シェーファーコーヒーフレーバー インクボトル』で、LIFEノートのクリーム紙に書いてみました。
書いている間も、書いた後も、コーヒーの香り♪

文字のアップです。
なんと、『極細字』『細字』『中字』ともに、やや滲んでいます。
少しでもインクが多いと滲みやすく、また広がりやすいインクなので、別紙に書いてインクの量を調整しながら書いていました。

筆で塗った部分のアップです。
ここで、もう一つの『LIFEノート・クリーム』に書いた用紙をご紹介。

実は、筆で塗った部分が広がりすぎて、大失敗。

いつも、このブログでインクを紹介している時、裏抜け具合を紹介するために、筆で塗った部分の書き出しをするときは、タップリとインクを付けて書いています。
しかし、今回のインクは、いつもと同じ量のインクを筆に付けて塗ったところ、広がりすぎて中字の文字が潰れてしまいました。
そこで、別紙に書き直した紙が、もう一枚の用紙になります。
ちなみに、『LIFEノート・クリーム』以外の用紙も、いつもよりも筆に付けるインクを減らして書いています。

量を調整すると、このような感じに書けました。
筆で使うのは、難易度が高そうですね。
LIFEノート・ホワイト

『シェーファーコーヒーフレーバー インクボトル』で、LIFEノートのホワイト紙に書いてみました。

文字のアップです。
カリグラフィー文字は、濃淡がキレイに出ています。
実は、カリグラフィー文字を書く時に、インクの量が多いと文字が潰れてしまうことがあったので、インクの量をいつもよりも調整しながら書いていました。
ガラスペンで書いた文字は少し滲みがあります。
万年筆で書いた『藤』の文字は、滲んだ感じは無し。
万年筆はガラスペンよりも、一定の量のインクが出るためでしょうか。

筆で塗った部分のアップです。
水で薄めていった部分は、だんだんミルクを入れたような色に変っていって、美味しそうな色になっていきました。
遊色など、色に大きな変化はありませんでした。
LIFEノートのクリームとホワイトの比較

『シェーファーコーヒーフレーバー インクボトル』で書いた、LIFEノートのホワイト紙とクリーム紙です。

ホワイト紙とクリーム紙を比べると、ホワイト紙は文字がクッキリと、クリーム紙は文字と紙の色が合っていて、どちらもよい感じの色が出ています。
トモエリバー

『シェーファーコーヒーフレーバー インクボトル』で、トモエリバーに書いてみました。
他の用紙よりも、くすみが強い発色になりました。

文字のアップです。
全くではありませんが、ほとんど滲みなく文字を書くことができました。
文字の濃淡がキレイに出ています。

筆で塗った部分のアップです。
他の用紙よりもくすみが出たためか、ちょっと白っぽい茶色になりました。
コーヒーのというより、チョコレートっぽい色ですね。
コレはコレで、個人的には好きな発色です♪
グラフィーロ

『シェーファーコーヒーフレーバー インクボトル』で、グラフィーロに書いてみました。
他の用紙よりも色のくすみが出なかったと感じます。
オシャレなコーヒー色になったと思います!

文字のアップです。
カリグラフィー文字やガラスペンで書いた文字に、わずかではありますが、滲んでいる所があります。

私はあまり気にならないのですが、気にする人は気になるかもしれません。

筆で塗った部分のアップです。筆で塗った部分は、結構滲みが出ました。やはり、インクを多く付けることは適さないようですね。
『藤』の文字は、問題なく書けています。
高砂プレミアムバンクペーパー

『シェーファーコーヒーフレーバー インクボトル』で、高砂プレミアムバンクペーパーに書いてみました。
他の用紙よりもくすみが出なかったと思いますが、グラフィーロよりも甘めの色が出たように感じました。

文字のアップです。
滲むというか、文字が太くなる感じがするんですよね……。

筆で塗った部分のアップです。
水で薄めると、くすみが強くなっていって、ミルクを入れたココアのような色になりました。
全体の比較

『シェーファーコーヒーフレーバー インクボトル』で書いた、全ての用紙を並べた写真がこちらです。
色々な用紙に書きましたが、どの用紙もほとんど色に違いがない発色になりました。
トモエリバーがちょっと白っぽいかな?
インクが乾くと、色に少し赤みが出てきました。
男女ともに好まれそうなオシャレな色だと思います♪

ちなみに、用紙を並べると、かなりコーヒーのフレーバーの香りが広がりました。
すべての用紙を乾かしている間、部屋はインクの甘めのコーヒーの香りで充満。
1時間くらいで匂いが無くなると思って、換気をせずにそのままでいたら、一日中香りが残っていました!
部屋に入った家族たちが笑っていました♪(インクの匂いだを知って面白かったらしい。)
使う人によっては、使用後に部屋の匂いが気になる人がいるかもしれないので、気になる人は換気をオススメします。
裏抜け

『シェーファーコーヒーフレーバー インクボトル』で書いた、全ての用紙を裏返して、裏抜けを確認しました。
なんと、グラフィーロ以外、裏抜けをしてしまいました。

『LIFEノート』は、裏抜けに強い印象があるのですが、文字と筆で書いた部分に裏抜けが見られています。
万年筆で書いた『藤』の文字はなんとか裏抜けが気にならないかも。

一番裏抜けが見られたのは『トモエリバー』。
書いた文字が、裏からハッキリ読めるレベル。

『バンクペーパー』の文字については、中字以外はあまり裏抜けが見られませんでした。
万年筆で書いた文字や、細字までの太さの文字ならば、裏抜けが目立たなそうです。

なんと、全く裏抜けをしなかったのは、『グラフィーロ』でした!
ガラスペンや万年筆、筆で塗った部分も、裏抜けをしていなくてビックリしました!
表に書いた文字や筆の部分は、所々滲みがあったので、意外でした。
改めて、紙って色々違うのだと実感!
ぬりたくりをしてみました

『シェーファーコーヒーフレーバー インクボトル』で、ぬりたくりをしてみました!
コーヒーフレーバーの、とのリムさんのクマさん♪
イイにおい、かわいいクマさんがイイにおい!

そしてこの色、クマっぽい!
楽しくぬりたくりができました♪
使用したのは、こちらの製品になります。
色々なインクで塗ると、楽しいですよ♪
まとめ
『シェーファーコーヒーフレーバー インクボトル』は、コーヒーの様な色と香りが楽しめるインクとなっています。今回の検証では万年筆インクに適している用紙を使ったのですが、使用の際にインクが滲むことがよく見られたので、使用の際はインクを多く付け過ぎないことをお勧めします。また、裏抜けがしやすいインクのため、使用の際には裏抜けをしても問題の無い用紙を使うといいでしょう。コーヒーの香りがリアルに感じることができるインクのため、コーヒーが好きな人は、ぜひ使ってみて下さい!
ここまで読んで頂き、ありがとうございます!



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