パイロット『色彩雫・花筏』は、可愛いピンク色の万年筆インク♪

『色彩雫・花筏』 パイロット

愛らしいピンク色の万年筆インク、パイロット『色彩雫・花筏』をレビューをしました。春になると使いたくなるピンク色は、欲しくなる人は多いはず!「使ってみたいけれど、どのような色が出るのかわからない」と迷っている人、気になっている人は、ぜひ読んでみて下さいね!

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『色彩雫・花筏』はどんなインク?

パイロット『色彩雫・花筏』

パイロットから販売されている『色彩雫・花筏』は、やや薄いピンク色の万年筆インクになります。
『花筏』はカートリッジでの製造がされていず、インクボトルでの販売がされています。
インクボトルは50mlと、ミニボトルの15mlがあります。
(写真のインクは、ミニボトルです。)

パイロット『色彩雫・花筏』のミニボトル

ボトルのインクを見ると、イチゴシロップみたいな色に見えますね♪

パイロット『色彩雫・花筏』の蓋を開けた様子

インクの色は、可愛いピンク色です♪

紙に書くとどんな感じ?

それでは『色彩雫・花筏』で、実際に紙に書いてみましょう。使用する紙とガラスペンは次の物を使っています。

使用する紙

使用する紙は、一般的に「万年筆を使用に適した用紙」として知られている製品を使用しています。
万年筆に適さない用紙の場合、「文字がにじみやすい」、「インクの裏抜けがしやすい」と、いうことがあります。

LIFEノート

〇LIFEノート・クリーム
〇LIFEノート・ホワイト

トモエリバー

〇トモエリバー

グラフィーロ

〇グラフィーロ

高砂プレミアムバンクペーパー

〇バンクペーパー

※使用する紙は見比べるために、切って使用をしています。

使用するガラスペン

ガラスペン

○極細・・・・・Kemmy’s Labo(ケミーズラボ) ペタル 透明 細軸
○細字・・・・・Kemmy’s Labo(ケミーズラボ) 太軸コルセット
○中字・・・・・工芸装置 リネア

●「藤」の文字は、PILOTの『カクノ・中字』、カリグラフィーの文字はセーラーの『万年筆ペン先のつけペンhocoro2.0m』を使用しています。

※このプログは、個人の検証と感想で掲載しています。ご了承ください。

LIFEノート・ホワイト

『色彩雫・花筏』で、LIFEノートのホワイト紙に書いた写真

『色彩雫・花筏』で、LIFEノートのホワイト紙に書いてみました。
わずかにくすみはありますが、かなりクリアなピンク色です。

『色彩雫・花筏』で、LIFEノートのホワイト紙に書いた文字

文字のアップです。
極細字が少し読みづらいかもしれませんが、細字と中字は読みやすい文字だと思います。
「藤」の字の濃淡が、キレイに出ました。

『色彩雫・花筏』で、LIFEノートのホワイト紙に筆で塗った部分のアップ

『花筏』を、筆で塗った部分のアップです。
多めに『花筏』をつけた筆で塗った部分は、かなり濃いピンクの色が出ました。
結構ビビットな色が出たと思います。
水で薄めていくと、薄ピンク色になっていきました。

LIFEノート・クリーム

『色彩雫・花筏』で、LIFEノートのクリーム紙に書いた写真

『色彩雫・花筏』で、LIFEノートのクリーム紙に書いてみました。
クリーム紙に書いたため、『花筏』の色が少し黄色っぽいピンクになっています。

『色彩雫・花筏』で、LIFEノートのクリーム紙に書いた文字のアップ

文字のアップです。
クリーム紙と『花筏』の色がなじみが良いせいか、やや文字が読みづらいかもしれません。
カリグラフィーなど太さがあれば読みやすいのですが……。

『色彩雫・花筏』で、LIFEノートのクリーム紙に筆で塗った部分のアップ

筆で塗った部分のアップでは、『花筏』の色が、鮮やかに出ています。

LIFEノートのクリームとホワイトの比較

『色彩雫・花筏』で書いた、ホワイト紙とクリーム紙

『色彩雫・花筏』で書いた、LIFEノートのホワイト紙とクリーム紙を比べてみました。
どちらの用紙も、かわいい発色になったと思います。

『色彩雫・花筏』で書いた、ホワイト紙とクリーム紙のアップ

クリーム紙よりも、ホワイト紙の方が文字は読みやすいですね。
『花筏』がやや淡い色のインクのため、文字が優しい色になりやすいようです。

トモエリバー

『色彩雫・花筏』で、トモエリバーに書いた写真

『色彩雫・花筏』で、トモエリバーに書いてみました。
他の用紙よりも、全体的に淡い発色になりました。

『色彩雫・花筏』で、トモエリバーに書いた文字のアップ

文字のアップです。
濃淡がキレイに出ています。
文字の発色がかなり薄めですが、一応読めます。

『色彩雫・花筏』で、トモエリバーに筆で塗った部分のアップ

『花筏』を、筆で塗った部分のアップです。
薄めの発色のため、儚い印象になりました。
インクが多くのった部分は、濃いピンク色です。
トモエリバーが薄い紙のため、インクを多くのせると歪むことがありました。

グラフィーロ

『色彩雫・花筏』で、グラフィーロに書いた写真

『色彩雫・花筏』で、グラフィーロに書いてみました。
用紙の中で、一番濃い発色になりました。

『色彩雫・花筏』で、グラフィーロに書いた文字のアップ

文字のアップです。
『花筏』の色が濃く発色したため、他の用紙よりも文字が読みやすくなっています。

『色彩雫・花筏』で、グラフィーロに筆で塗った部分のアップ

筆で塗った部分のアップです。
かなり濃い色が出たので、クッキリなピンク色が出ています。
『花筏』を水で薄めていくと、淡いピンク色になりました。

高砂プレミアムバンクペーパー

『色彩雫・花筏』で、高砂プレミアムバンクペーパーに書いた写真

『色彩雫・花筏』で、高砂プレミアムバンクペーパーに書いてみました。
『LIFEノート・ホワイト』と同じくらいの色の濃さの発色が出ています。

『色彩雫・花筏』で、高砂プレミアムバンクペーパーに書いた文字のアップ

文字のアップです。
淡いピンク色の文字が、かわいらしいですね。
文字にすると、まあまあ読めるかな、という色の濃さです。

『色彩雫・花筏』で、高砂プレミアムバンクペーパーに筆で塗った部分のアップ

筆で塗った部分のアップです。
筆で塗った『花筏』は、かなり濃い色が出ました。
他のホワイト紙よりも、少しばかりですが、黄色っぽい色が出ています。

全体の比較

『色彩雫・花筏』で書いた、全ての用紙

『色彩雫・花筏』で書いた、全ての用紙を並べた写真がこちらです。

『色彩雫・花筏』で書いた、LIFEノートのホワイト紙とトモエリバー、グラフィーロ

一見すると、発色に大きな差はありませんでした。
どの用紙も、可愛らしいピンク色が出ています!

『色彩雫・花筏』で書いた、LIFEノートのクリーム紙とグラフィーロ、バンクペーパー

春に使いたくなる、キレイなインクですね♪

裏抜け

『色彩雫・花筏』で書いた、全ての用紙を裏返した写真

『色彩雫・花筏』で書いた、全ての用紙を裏返して、インクの裏抜けを確認しました。
まず、全ての用紙に、文字の裏抜けはありませんでした!

『色彩雫・花筏』で書いた、LIFEノートの裏
LIFEノートのホワイト紙とクリーム紙の裏

筆で塗った部分には、所々に透けたようなオレンジ色が見えました。
完全に裏にインクが抜けているわけでは無いのですが、気になる人は気にするかもしれません。

『色彩雫・花筏』で書いた、トモエリバーとグラフィーロ、バンクペーパーの裏
トモエリバーとグラフィーロ、バンクペーパーの裏

この部分はインクを多くのせた部分なので、使用する時はインクの量に気をつけて使ってみたらいいと思います。

ぬりたくりをしてみました

『色彩雫・花筏』で塗った、ぬりたくりカード

『色彩雫・花筏』で、ぬりたくりカードに色を塗りました!
Tono&Limsさんのデザインのクマさんのカードを使用しています。
カードに塗ると、色にややくすみが出ましたね。

ぬりたくりカードのアップ

ぬりたくりをすると、時々、「思ってたのと違う!」ということがあるのですが、今回は思った以上に可愛いクマに仕上がりました♪

まとめ

パイロットの『色彩雫・花筏』は、可愛らしいピンク色の万年筆インクになります。
筆記で使用すると、愛らしい文字の色が出て楽しい万年筆インクですが、色が薄めのインクのため、極細字など線の細い文字は読みづらいことがあります。
そのため、文字の読みやすさを重視する場合は、細字以上の太さがオススメです。
重ね塗りをすると少しビビットなピンクが、水で薄めると淡い薄ピンクの発色が出るため、着色目的で使用もおすすめです。

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。

キレイなインクを万年筆から眺めたい人は、フォンテの万年筆がオススメです!
こちらも読んでみて下さいね♪

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