セーラー万年筆から販売された、限定の万年筆『プロフィットジュニア+10 mizutama』「こひる」のレビューをしました!製品の内容や使い心地、インクを紙に書いた様子などを詳しく紹介しています。万年筆初心者にも、万年筆が好きな人にもオススメの万年筆セット、ぜひご覧ください!
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『 プロフィットジュニア+10 mizutama・こひる』とは?
![『 プロフィットジュニア+10 mizutama・こひる』3点](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/09/d818f350a753e96707dea5cb5f1166d4-1024x683.jpg)
『 プロフィットジュニア+10 mizutama・こひる』は、令和5年8月末にセーラー万年筆から販売された、限定品の万年筆とインクのセットになります。
この万年筆は、大人気のイラストレーターであるmizutamaさんとのコラボ商品ということで、万年筆にはmizutamaさんのイラストがデザインされています。
しかも、インクはmizutama監修のオリジナルカラーです!
『 プロフィットジュニア+10 mizutama』の万年筆セットが販売されているサイトでは、売り切れが続出しているほどの人気ぶりです。
製品の内容
![『 プロフィットジュニア+10 mizutama・こひる』箱に入った状態](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/09/51b8d37599858d632f2afa9a5676552f-1024x683.jpg)
○プロフィットジュニア+10 mizutama
カラー | よそおい・さえずり・こひる |
ペンの種類 | 中細 |
ペン先 | ステンレス |
方式 | コンバーター・カートリッジ両用式 |
蓋・胴・大先 | PMMA樹脂/スクリーン印刷 |
金属部品 | ゴールドIP仕上げ |
本体サイズ | φ17×134mm(クリップ部含む) |
重さ | 12.2g |
セット内容 | プロフィットジュニア万年筆 1本、万年筆用インク吸入器コンバーター 1個、 万年筆用ボトルインク 10ml(水性) 1本 |
価格 | 6,380円(税込) |
![『プロフィットジュニア+10 mizutama・こひる』の箱の裏](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/09/a767f8d744137b3d385b44f344882d5d-1024x683.jpg)
万年筆とボトルインク、コンバーターが付いているため、買ってすぐに使えるようになっています。
ペン先の種類は中細のみ。これは『プロフィットJr.万年筆』自体が中細のみ作られているからのようです。
ちなみに、セーラー万年筆『プロフィットJr.万年筆』の価格は2,750円(税込)、ペン先は中細のみの製品となっています。
![『 プロフィットジュニア+10 mizutama・こひる』の説明書](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/09/14cbd0bf4860a101eeaf88ff5d61075c-1024x683.jpg)
説明書がついているので、初心者でも安心して使えそうなところが嬉しいですね。
mizutamaさんのイラストが可愛すぎる!
![『 プロフィットジュニア+10 mizutama・こひる』のイラストのアップ](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/09/0a590024a5e326556aaec7c23fca813e-1024x683.jpg)
今回、『 プロフィットジュニア+10 mizutama』が爆発的に売れている一番の理由は、このmizutamaさんのイラスト入りだからということで、間違いないでしょう!
![『 プロフィットジュニア+10 mizutama・こひる』の万年筆・ウサギ](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/09/ed7173dc8a1712e4847a4c6af9b0e9f6-1024x683.jpg)
しかも、キャップの絵は「クマ」と「ウサギ」の2種類がプリントされているのです!
![『 プロフィットジュニア+10 mizutama・こひる』の万年筆・クマ](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/09/99854f9f33911f360d6511cfe2a630e0-1024x683.jpg)
買ってから気がついたので、ビックリしました!
金ペンに見えるけどステンレスのペン先
![『 プロフィットジュニア+10 mizutama・こひる』の万年筆・ペン先](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/09/a59681d4c8bed81a509fe85cf7b94ff6-1024x683.jpg)
ペン先は金ペンに見えるけれど、ステンレス製になっています。
![『 プロフィットジュニア+10 mizutama・こひる』・万年筆のペン芯](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/09/95f556d6bcd27409a7fc0e28d2cd3e63-1024x683.jpg)
写真はインクを入れる前なので、ペン芯は透明です。
両用式でコンバーターが使える
![『 プロフィットジュニア+10 mizutama・こひる』のコンバーター](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/09/7ebb626f5ee7725af348a4eed44839ce-1024x683.jpg)
『 プロフィットジュニア+10 mizutama』の万年筆は、カートリッジとコンバーターが使える両用式になります。
セットのインクとは違うインクを使ったり、インクカートリッジを使ったりすることができるので、実用性の幅が広がります。
![『 プロフィットジュニア+10 mizutama・こひる』の万年筆にコンバーターを付けた状態](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/09/521c9f81687cbe57f2f12a9126de184f-1024x683.jpg)
今回、セットのコンバーターが万年筆と同じカラーになっているんです!
何というこだわり!!
セーラー万年筆では、定番色として買えるコンバーターも凝っていて、豊富な色のラインナップが展開されているのですが、このセットのコンバーターの色を揃えてくるとは思いませんでした。
セーラー、すごい……。
![](https://kimama-ink.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
インクの色を見てみよう
「こひる」のインクはどのような色なのか、実際に紙に書きました。
「こひる」のインク
![『 プロフィットジュニア+10 mizutama・こひる』のインクボトル](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/09/cf75eabb9810718cba085d8639ea64ef-1024x684.jpg)
万年筆も欲しかったのですが、この「こひる」のインクを使うのも楽しみでした!
![『 プロフィットジュニア+10 mizutama・こひる』のインクラベル](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/09/4bad7c9d4f488d6a55ed376fcd98dbfc-1024x683.jpg)
インクのイラスト、可愛すぎる♪
![『 プロフィットジュニア+10 mizutama・こひる』のインクを開けた様子](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/09/565d30a25f074e9eaafaae86197a42aa-1024x683.jpg)
では、セットの「こひる」のインクを開けてみましょう。
こうして見ると、結構黒っぽい茶色のインクですね。
![『 プロフィットジュニア+10 mizutama・こひる』の万年筆にインクを入れた状態](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/09/33db543aecf0e0cacc50034e2dbe43b8-1024x683.jpg)
『 プロフィットジュニア+10 mizutama』の万年筆に、セットのインクを入れてみました。
![『 プロフィットジュニア+10 mizutama・こひる』のインクを入れたペン先](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/09/cb75c75d150864547c0833e51ca230ca-1024x683.jpg)
ペン先を見ると、焦げた⁉と思うような色に!
(イメージがパンだからか⁉)
万年筆にインクを入れたので、文字を書いてみました。
用紙に書いた文字の下は、筆でインクを伸ばしたパターンと、水で徐々に薄めたパターンになります。
用紙は『ニーモシネ』と『グラフィーロ』を使用しました。
※書いてみたくなってイラストを描きましたが、微妙な絵になりました……。
ニーモシネ
ニーモシネに書いた「こひる」のインクです。ニーモシネに書くと、インクの色がチョコレートっぽい茶色になりました。
![『 プロフィットジュニア+10 mizutama・こひる』のインクで、ニーモシネに書いた写真](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/09/a67e1c74b02b964a57a679d60fff48e4-1024x683.jpg)
ちょっとくすみのある茶色がオシャレ♪
パッケージに載っていたような薄い色かと思いきや、思ったより濃い色が出ました。
文字の濃淡がとてもキレイに出るインクですね。
インクを水で薄めていくと、白っぽい薄茶色になっていきました。薄めた色は、「こひる」のパッケージに載っていた色に似ているように思えました。
グラフィーロ
グラフィーロに書いた「こひる」のインクです。グラフィーロに書くと、チョコレートというよりは、コーヒーの色に近い茶色になりました。
![『 プロフィットジュニア+10 mizutama・こひる』のインクでグラフィーロに書いた写真](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/09/116f85f1f40b15c048b63305676dada0-1024x683.jpg)
ニーモシネよりもキリッとした感じになったかな?
特に筆でベッタリとインクを濃くのせた部分は、こげ茶色になりました。
ニーモシネとグラフィーロ
![『 プロフィットジュニア+10 mizutama・こひる』のインクで書いたニーモシネとグラフィーロ](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/09/f56558e3373ca0b0bac5fd1ef2ab585b-1024x683.jpg)
今回は2種類の紙に書きました。
やや濃い目の色なので、文字が読みやすい色だと思います。
![『 プロフィットジュニア+10 mizutama・こひる』のインクで書いた、用紙のアップ](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/09/5a04b37dfa52eda0dae254a4aaa10036-1024x683.jpg)
特に秋や冬に使いたくなる色ですね!
これから使うのが楽しみです♪
![『 プロフィットジュニア+10 mizutama・こひる』の箱の裏側のアップ](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/09/01b3d32fab70952acf938e13daba662c-1024x683.jpg)
特に文字の濃淡がキレイ!!
ただ、パッケージに載っていた色のインクをよりも、濃い茶色だったので、驚く人がいるかもしれません。
裏抜けの様子
「こひる」で書いたニーモシネとグラフィーロを裏返して、裏抜けの様子を見ました。
左側がニーモシネ、右側がグラフィーロになります。
![『 プロフィットジュニア+10 mizutama・こひる』のインクで書いた用紙の裏側](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/09/49e421f456c5bb903a4bb177bc16c613-1024x683.jpg)
ニーモシネは文字の部分に少しと、インクを多くのせた部分に裏抜けが見られました。
グラフィーロは、文字の部分には裏抜けが見られませんでしたが、インクを多くのせた部分には裏抜けが見られています。
使用する時はインクを多くのせたり、重ね塗りをする場合は、気をつけて使って下さい。
書き心地について
![『 プロフィットジュニア+10 mizutama・こひる』の万年筆のキャップを開けた様子](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/09/c4d4bda543174fb2e680ba0b8711405f-1024x683.jpg)
ペン先がステンレスということで、「ちょっと硬めの書き心地なのかな?」と思いきや、思ったより柔らかい書き心地でした。(それでも金ペンよりは硬いかな?)
かなり滑らかに書くことができるので、とても使いやすかったです!
また、ペンの種類が中細のため、細かい漢字が書きやすかったです。手帳にも使いやすい細さなのが嬉しいです。
軸の持ち心地
![『 プロフィットジュニア+10 mizutama・こひる』の万年筆と4色入りのフリクションボールペンと並べた写真](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/09/26ba4447dff027c8609b14a2fa310401-1024x683.jpg)
軸の太さが分かりやすいように、4色入りのフリクションボールペンと並べてみました。
多色ボールペンよりはやや細めです。
太めの万年筆に慣れている人だと、使いづらいかもしれません。
![『 プロフィットジュニア+10 mizutama・こひる』の万年筆とインクボトル](https://kimama-ink.com/wp-content/uploads/2023/09/7fdfa8229b5d270917f207e9aa440cb9-1024x683.jpg)
ちなみに、私はあまり手が大きくないためか、しっくりくる軸の太さで、とても使いやすかったです。
ツルツルした材質ですが、持ち手が滑りやすいといった感じはありませんでした。
![](https://kimama-ink.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
まとめ
セーラー万年筆から販売された『プロフィットジュニア+10 mizutama・こひる』は、万年筆とインク、コンバーターの3点セットのため、万年筆を使うのが初心者でも使いやすいセットとなっています。mizutama さんのイラストが万年筆やインクラベルに見られ、とても可愛らしい仕様になっていました。また、万年筆は滑らかで書きやすく、中細のため手帳などにも使いやすい文字の太さとなっています。「こひる」のインクは、パッケージに載っていた色よりも濃い色で、チョコレートのような茶色でした。mizutama さんのイラストが好きな人や万年筆初心者の人、もちろん万年筆が大好きな人などが楽しめる万年筆セットだと思います!
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
こちらは、『プロフィットジュニア+10 mizutama』「こひる」「よそおい」のセットのレビューになります。ぜひ、ご覧ください。
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